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韓半島

金与正氏「威嚇的行動を検討」 米軍空母の韓国入港を非難

Write: 2025-03-04 10:43:18Update: 2025-03-04 15:46:17

金与正氏「威嚇的行動を検討」 米軍空母の韓国入港を非難

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は、アメリカ海軍の空母が韓国南部の釜山に入港したことについて「挑発行為だ」と非難し、「威嚇的な行動を検討する」と明らかにしました。
 
金副部長は4日、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」を通じて談話を発表し、アメリカ海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が釜山の海軍作戦基地に入港し、今月中に韓半島近海で実施予定の韓米合同訓練に参加する見通しであることについて、「悪らつな策動だ」と非難しました。
 
また、韓半島周辺でのアメリカの戦略兵器の展開が自国の安全権に否定的な影響を与えているとして、「われわれも敵対国の安全権に対する威嚇的行動を増大させる選択を検討する計画だ」と明らかにしました。
 
これに先立って、韓国海軍は、アメリカ海軍の「カール・ビンソン」と巡洋艦「プリンストン」、イージス駆逐艦「スタレット」が2日午後、釜山に入港したと明らかにしました。
 
アメリカ海軍の空母が韓国に入港するのは、去年6月の「セオドア・ルーズベルト」以来で、トランプ政権発足後、初めてです。
 
一方、韓国国防部は4日、金副部長が「カール・ビンソン」の釜山入港を非難したことについて、「挑発行為の大義名分を作るためのものだ」と批判し、核に対する執着を捨てるよう求めました。

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