韓国で、国民1人当たりの豚肉の消費量が、去年は平均30キログラムに達したことが分かりました。
韓国農村経済研究院の報告書によりますと、去年の推定消費量は30キログラムで、平年の28.1キログラムと比べて6.8%増えました。ここでいう「平年」とは、2019年から2023年のデータのうち、最大値と最小値を除いた平均です。また、おととしと比較しても1.4%増えています。
去年の1人当たりの豚肉消費量は、鶏肉や牛肉のおよそ2倍に当たり、コメの約半分でした。
さらに、韓国では豚肉が最も好まれる肉類であることも明らかになりました。農村経済研究院が去年12月に行った調査では、家庭で最もよく食べる肉として豚肉を選んだ人が63.2%と最も多く、次いで牛肉、鶏肉、アヒル肉の順でした。
また、最も人気のある豚肉の部位は「豚バラ肉」で、半数を超える60%の人が好むと回答しました。