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政治

「三・一運動」106周年式典で大統領代行が国民統合を強調

Write: 2025-03-03 11:54:37Update: 2025-03-03 11:56:45

「三・一運動」106周年式典で大統領代行が国民統合を強調

Photo : YONHAP News

日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」から106年を迎えた1日、大統領の権限を代行する崔相穆(チェ・サンモク)副総理兼企画財政部長官がソウル市内で開かれた記念式典で演説し、「三・一運動の重要な教えは統合の精神だ」と述べ、尹大統領の弾劾をめぐり深まる国民の対立解消を訴えました。

崔副総理は演説で、「三・一運動の重要な教えは、わが民族が大義のために一つになった統合の精神」だと強調しました。そのうえで、「現在、韓国社会では葛藤と分裂が深刻化している。危機を克服し、未来世代が誇れる祖国を築くためには、何よりも国民統合が重要だ」と呼びかけました。
 
「三・一運動」の記念日で、韓日関係よりも国民統合を前面に押し出すのは異例で、尹大統領の弾劾をめぐり、国民の対立が深まっている状況に対する懸念を示したものとみられます。
 
また、世界各地で地政学的リスクが深刻化し、経済や通商の不確実性が高まっている状況にも触れ、「韓国の国力は100年前とは比べものにならない先進国レベルに達している」と指摘し、「自信をもとに、経済安全保障の能力をさらに強化し、飛躍を遂げよう」と呼びかけました。
 
日本との関係については、「今年の国交正常化60周年を機に、両国が共に過去の痛みを癒しながら、新たな関係を築いていくことを期待する」と述べ、「特に、現在の厳しい国際情勢に効果的に対応するためには、韓日の協力が不可欠だ」と強調しました。

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