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経済

合計特殊出生率 9年ぶりに上昇

Write: 2025-02-26 13:24:22Update: 2025-02-26 13:42:34

合計特殊出生率 9年ぶりに上昇

Photo : YONHAP News

少子化が深刻化している韓国の去年の「合計特殊出生率」は、9年ぶりにやや上昇し、0.75を記録しました。
 
韓国統計庁によりますと、韓国の去年の出生数は、前の年に比べて3.6%増えて23万8300人でした。出生数が増加したのは、2015年以降、9年ぶりです。
 
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率も、2023年の0.72から去年0.75に上昇しました。
 
出生率が上昇した背景として、30代の女性の数が増えたことや、新型コロナウイルスの影響で大幅に減った婚姻件数が、2022年下半期から回復したことがあげられます。
 
また、結婚から2年以内に生まれる子どもの数が、前の年に比べて5.9%増えて7万9100人を記録するなど、出産に対する価値観の変化も出生率の上昇につながったものとみられます。
 
女性の平均出産年齢は、前の年に比べて0.1歳増えて33.7歳でした。
 
一方、35歳以上の高齢出産の割合は、前の年に比べて0.4ポイント下がって35.9%でした。高齢出産の割合が減少したのは、1987年以来です。
 
出産の先行指標とされる婚姻件数は、去年22万2000件と、前の年に比べて15%近く増え、関連の統計を取り始めて以降、もっとも大きい上昇幅となりました。
 
婚姻件数の増加について、統計庁は、30代人口の増加に加え、政策支援の効果もみられたと説明しました。

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