韓国中部の忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョナン)市の高速道路の橋梁建設現場で、崩落事故が発生し、作業員4人が亡くなり、6人がけがをしました。
25日午前9時49分ごろ、天安市で行われていたソウル世宗(セジョン)高速道路の橋梁工事の現場で橋脚の上にのせていた長さ50メートルの鉄の構造物5個が崩れ落ちる事故が発生しました。
この事故により、橋の下で作業をしていた10人が下敷きとなり、4人が死亡し、6人がけがをしました。
今回、事故が発生したソウル世宗高速道路は全長134キロで、ソウル近郊の九里(クリ)市から安城(アンソン)市までを結ぶ首都圏区間と、安城市から世宗市を結ぶ首都圏外区間に分けられます。
首都圏区間はことし元日に開通し、今回の事故が発生した首都圏外区間は、2026年末に竣工する予定です。