「非常戒厳」を宣言した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾審判の最終弁論が25日に予定されているなか、オンラインで行われた傍聴券の抽選に1868人が応募し、20人が選ばれました。倍率は93.4倍でした。
去年12月27日に開かれた尹大統領の弾劾審判の最初の弁論には、2万264人が傍聴を申し込み、9人が選ばれて、倍率は2251.5倍を記録しました。
憲法裁判所は通常、裁判の傍聴券を現場とオンラインで配布しますが、尹大統領の弾劾審判は集会による混雑などが予想されるため、現場配布は行いませんでした。
25日の最終弁論では、国会側と尹大統領側がそれぞれ2時間ずつ総合弁論を行った後、国会弾劾訴追委員の鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長と尹大統領本人が最終意見を陳述する予定です。
当事者の尹大統領の陳述には時間制限が設けられていません。