韓国に入国する外国人は24日から、入国申告書をパソコンやスマートフォンで事前に提出できるようになりました。
 
韓国法務部は、外国人が韓国に入国する3日前からオンラインで入国申告書を作成・提出できるようにする「電子入国申告制度」を24日から施行すると明らかにしました。
 
これまでは、観光など短期滞在で韓国を訪問する外国人は、空港で紙の入国カードを作成して入国審査官に提出していました。
 
入国審査官は、入国カードの内容をスキャンしなければならなかったため、入国審査に時間がかかってしまうとの指摘がありました。
 
電子入国申告は、韓国に到着する3日前から行えるほか、申告者がメールなどを出力して持参する必要はありません。
 
法務部は、「入国申告書をオンラインで事前に提出すれば、入国審査の待機時間が減り、空港での混雑も緩和されるため、外国人観光客の誘致にも役立つことが期待される」と述べました。
 
法務部は、施行初期の混乱を防ぐため、ことしは従来の紙申告と電子申告を並行する方針です。