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政治

韓国政府 LLMの開発に向け「AI国家代表」プロジェクトを開始

Write: 2025-02-21 10:31:55Update: 2025-02-21 10:47:48

韓国政府 LLMの開発に向け「AI国家代表」プロジェクトを開始

Photo : YONHAP News

韓国政府が、「AI=人工知能の国家代表精鋭チーム」を選抜し、世界トップレベルのLLM=大規模言語モデルの開発に取り組む計画を発表しました。
 
韓国でも、アメリカのOpenAIが開発した「OpenAI o1」のような韓国型チャットGPTを開発し、産業分野や生活全般などに導入することを目指します。
 
国家人工知能委員会が20日に発表した「国家AI力量強化策」によりますと、韓国政府は、AIの国家代表プロジェクトである「ワールドベストLLM」を開始し、このプロジェクトのためのAIの開発に向けた精鋭チームを選抜する計画です。
 
短期間で世界トップレベルのLLMの開発を実現するため、研究開発に必要となるデータやGPU=画像処理装置など、中核的インフラを全面的に支援していく方針です。
 
その第一歩として、まず、急増しているAIコンピューティングの需要に対応するため、光州(クァンジュ)のAIデータセンターや民間のクラウドなど、国内にあるGPUのリソースを活用し、今後、来年の上半期までには1万8千枚規模の最先端GPUを拡充するということです。
 
1万8千枚のうち、1万枚は国のAIコンピューティングセンターを中心として年内に確保し、残りの8千枚も、スーパーコンピューター6号機を構築して確保する計画です。
 
また、AIを租税特例制限法上の国家戦略技術として指定することで、税制支援をはじめ、電力、立地などの制度的基盤を強化します。
 
政府は、韓国のAIコンピューティングインフラを活用し、韓国のAI専門人材が開発した韓国独自のAIモデルでAX=AIトランスフォーメーションを実現することが目標だとしています。

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