韓国と日本の国交正常化から60周となることを記念して、KBS交響楽団と東京フィルハーモニー交響楽団が来月、両国で特別演奏会を開きます。
特別演奏会は、日本では来月2日の午後2時に東京オペラシティ・コンサートホールで、韓国では翌3日の午後7時30分にソウルのロッテ・コンサートホールで開かれます。
2つの演奏会の指揮者はいずれもチョン・ミョンフンさんです。
チョンさんは、2000年に東京フィルの芸術顧問を務め、東京フィルとの絆を結んできました。
東京フィルは2016年にチョンさんを外国人としては初めて名誉音楽監督に任命しました。
チョンさんは今回両国で開かれる演奏会で、モーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲」とマーラーの交響曲第1番「巨人」を指揮します。
モーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲」は、2017年にヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した韓国のソヌ・イェゴンさんと、日本の女性ピアニストの五十嵐薫子さんが共演します。