ソウルの地下鉄1号線から8号線までの273駅のうち、去年、利用者数がもっとも多かった駅は2号線の「蚕室(チャムシル)駅」で、1日平均15万6000人が利用したことがわかりました。
ソウル交通公社によりますと、蚕室駅は、広域乗り換えセンターがあることや、去年8号線の別内(ピョルネ)線が延長されたこと、プロ野球の人気などに支えられ、去年、1日平均15万6000人が利用し、利用者数で1位になったということです。
2位は弘大入口(ホンデイック)駅、3位は江南(カンナム)駅の順でした。
江南駅は1997年から2022年までの26年間、首位を維持しましたが、おととし、「蚕室駅」に1位の座を明け渡し2位に、そして去年は3位に順位を落としました。
一方、「MZ世代」と呼ばれる、1981年から2010年の間に生まれた20代から40代前半の人に人気の、おしゃれなカフェなどが集まる聖水(ソンス)駅は、1日平均8万8059人が利用し、13位となりました。
聖水駅は、2018年には42位にとどまっていましたが、2022年に17位、おととし15位、去年13位と年々順位を上げています。