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韓半島

捕虜となった北韓兵士 韓国への亡命希望

Write: 2025-02-19 11:51:18Update: 2025-02-19 14:47:41

捕虜となった北韓兵士 韓国への亡命希望

Photo : YONHAP News

ウクライナの捕虜となった北韓兵士が、韓国メディアとのインタビューで、韓国への亡命を希望すると明らかにしました。
 
ウクライナ軍に先月捕えられた北韓兵士は、韓国メディアとのインタビューで、「80%決心した」としたうえで、「まずは難民申請を行って、韓国に行く考えだ」と述べました。
捕虜となった北韓兵士が、韓国への亡命意思を表明したのは初めてです。
 
この北韓兵士は、偵察総局に所属しているということで、北韓の国家保衛省に「ウクライナ軍の無人機の操縦士は全員韓国の軍人だ」と騙され、韓国の軍人と戦うために戦闘に臨んだと明らかにしました。
 
また、「およそ500人規模の大隊ごとに国家保衛省の要員が1人から2人ずつ配置され、北韓兵士の思想を監視している」と明らかにしました。
 
そして、「ロシアに行く3か月前から家族との連絡が禁止されたため、両親も自分が派兵されたことを知らない」としたうえで、「留学生として訓練すると聞いていたため、戦闘に参加することになるのは知らなかった」と述べました。
 
自爆するよう指示されたかについては、「人民軍の間で捕虜は、変節を意味する」としたうえで、「手榴弾を持っていたら、自分も自爆していたかもしれない」と答えました。
 
北韓兵士が韓国への亡命意思を明らかにしたこと受け、韓国政府がウクライナ側と関連の協議を始めるかに注目が集まっています。
 
韓国外交部は先月14日の記者会見で、「韓国の憲法では北韓兵士は韓国の国民であるため、韓国への亡命を希望すれば、ウクライナと協議する」と明らかにしていました。
 
韓国の情報機関、国家情報院も先月13日、国会での報告で、「北韓兵士も韓国の憲法によって韓国の国民であるため、捕虜となった北韓兵士の意思がもっとも重要だ」としたうえで、韓国への亡命を希望すれば、ウクライナ側と積極的に協議する意向を示していました。

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