韓国人が去年映画館で映画を見た回数は、1人あたり平均2.4回で、世界で8番目に多かったことがわかりました。
映画振興委員会が18日、まとめたところによりますと、韓国人は去年、1人あたり平均2.4回、映画館に足を運んで映画を観ていました。
これは世界で8番目に多いものです。
5年前の2019年には、1人当たり平均4.37回でしたが、ネットフリックスなど動画配信サービスの拡大が影響して映画館での映画鑑賞回数が減少したとみられています。
韓国の映画館市場の規模は、おととしに比べて5.5%減少して9億2400万ドルで、これに対して、動画配信サービス市場の規模は、11%増えて15億1900万ドルに上りました。
昨年末の時点で、全国の映画館数は0.5%減って570館で、スクリーン数は2.2%減って3296スクリーン、座席数は5.6%減って43万7975席でした。
一方、去年韓国の映画館で公開された、純制作費30億ウォン以上の韓国映画は合わせて37本で、このうち損益分岐点を超えた映画は27%の10本だったということです。