北韓は最近、ロシアに防衛産業技術の代表団を派遣したと、韓国のメディアが報じました。
 
韓国の北韓専門メディア「デイリーNK」は、北韓が派遣した防衛産業技術の代表団が4日、ロシアに到着し、協議を行っていると17日、報じました。
 
それによりますと、北韓代表団は来月まで、精密誘導ミサイル技術や航空機の組み立て、レーダーシステムに関連する技術について、ロシア側から技術移転を受ける予定です。
 
これらの技術移転が行われれば、北韓はミサイル防御および回避能力を改善させるだけでなく、空軍戦力の格差を埋め、偵察能力を強化できるものとみられます。
 
これに先立って、北韓は去年2月、ロシアに空軍戦力強化のために技術移転を要請しました。
 
消息筋によりますと、技術移転が完了すれば、北韓は年末までに航空機の組み立てラインを完成させる計画だということです。
 
一方、北韓はロシアに対し、追加の兵力を支援する方針だということもわかりました。
 
消息筋によりますと、北韓は今月初めから特殊電子偵察部隊や機械化歩兵、空輸部隊をロシアに提供する計画を進めているということです。