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政治

研修医の集団退職から1年 56%が一般医で再就職

Write: 2025-02-18 12:02:31Update: 2025-02-18 15:16:28

研修医の集団退職から1年 56%が一般医で再就職

Photo : YONHAP News

政府が進める医学部の定員拡大に反発して、全国の研修医らが集団で退職届を提出してから1年が経ったなか、退職届を出した研修医の10人に6人は、一般医として働いることがわかりました。
 
国会の保健福祉委員会で「祖国革新党」の金宣旼(キム・ソンミン)議員が公開した保健福祉部の資料によりますと、先月の時点で、退職した研修医9222人のうち、56%にあたる5176人が医療機関に再就職したということです。
 
就職先を種類別に見てみますと、58.4%にあたる3023人は、日本の診療所にあたる病床30床未満の「医院級」の医療機関で勤務中で、病床500床以上の「総合病院」のうち、重症疾患の患者に難易度が高い医療行為を専門的に行う医療機関「上級総合病院」に再就職した研修医は1.7%の88人にとどまりました。
 
研修医らは去年2月、政府が進める医学部の定員拡大に反発して集団で退職届を出し、去年7月から退職処理が行われ、一般医として再就職できるようになりました。
 
ただ、今も4000人あまりの研修医らが医療に携わっておらず、重症患者や救急医療が必要な患者を治療する大型病院では、医師不足が続いています。
 
一方、専門医の数は去年、前の年に比べて1.8%増えましたが、ことしの専門医試験の1次合格者は前の年の18%と大きく減っているため、ことし末の専門医の数は、去年と同じ水準かかえって減る可能性があるとされています。

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