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政治

北韓のハッカー集団 政府システムをハッキング 情報当局が調査中

Write: 2025-02-12 14:01:35Update: 2025-02-12 14:34:44

北韓のハッカー集団 政府システムをハッキング 情報当局が調査中

Photo : YONHAP News

北韓とみられるハッカー集団が、韓国政府の電子文書管理システムの開発業者をハッキングしたことを受け、情報当局が調査を行っています。
 
韓国の情報機関、国家情報院は、政府の電子文書管理システム「オンナラ」の開発業者が先月末にハッキングされたとするメディアの報道について、現在調査を行っていると明らかにしました。
 
今回のハッキングについて、情報当局は、北韓のハッカー集団による犯行だとみていて、システムの開発と構築、運営を担当した業者のサーバーから関連の資料が盗み取られたと明らかにしました。
 
2005年に構築された「オンナラ」は、政府・省庁が文書の作成と検討、決裁など公文書を処理する際に使うプログラムで、文書の決裁だけでなく、メールやテレビ会議のほか、閣議の資料や政府・省庁の日程などが登録されています。
 
北韓は、多数の段階を経てターゲットにアプローチする、いわゆる「浸透戦略」を通じて開発業者をハッキングし、プログラムの構造をはじめ、構築した当時に使ったプログラム、政府・省庁の内部文書などを把握したものとみられます。
 
北韓は最近、政府や大手企業を直接ハッキングせず、セキュリティが相対的に手薄な中小企業をハッキングして情報を盗み取る手口を見せています。
 
去年は、大手防衛産業の協力会社がハッキングされ、韓国軍の対北韓空中偵察機に関する資料の多くが流出したほか、装甲車やミサイル、レーダーなどの部品を生産する協力会社の技術の多くも流出しました。
 
最近では、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の関心に応じてハッキング集団がターゲットを変更し、攻撃を仕掛けているということです。

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