ことしの旧正月「ソルナル」の連休に朝鮮時代の王宮や王陵などを訪れた人は60万人に上ったことがわかりました。
韓国国家遺産庁の集計によりますと、「ソルナル」の連休だった先月25日から30日までの6日間、景福宮(キョンボックン)、昌徳宮(チャンドックン)、昌慶宮(チャンギョングン)、徳寿宮(トクスグン)の4つの王宮と、朝鮮王陵、朝鮮時代の歴代の王を祀る宗廟(チョンミョ)などを訪れた人は、去年の「ソルナル」の連休に比べておよそ6万1000人多い、59万5976人だったということです。
1日平均では9万9000人あまりとなります。
59万5976人のうち、韓国人は41万8715人、外国人は17万7261人でした。
訪問客がもっとも多かったのは、景福宮で、全体のおよそ52%にあたる30万7538人が訪れました。
続いて徳寿宮が6万9019人、昌徳宮が6万8932人、昌慶宮が6万4953人と、いずれも6万人台でした。
一方、国家遺産庁は、専門家の説明を受けながら見学する「昌徳宮月明り紀行」や音楽や料理を楽しむ「景福宮星明り夜行」など、人気のあるプログラムについて、ことし、抽選式の予約枠を拡大する方針です。