全国経済人連合会は、宇宙や航空など新産業における韓国企業の海外進出が遅れていると指摘し、政府による規制緩和などの後押しが必要だと強調しました。
全国経済人連合会はアメリカの雑誌「フォーチュン」が毎年行っている世界の企業の総収益ランキング「グローバル500」を分析した結果を22日に発表しました。
それによりますと、韓国は、電子、半導体、金融、自動車、エネルギー、素材、総合商社、食料品、化学の8業種の企業が海外で大きく展開していますが、宇宙、航空、ヘルスケアーなどの新産業の企業による主だった海外進出はありませんでした。
全国経済人連合会の関係者は、「新産業で海外進出に成功した企業がないことは残念だ。韓国を代表する企業を育成するために、大企業が不利になる差別的規制を緩和する必要がある」と指摘しました。
「フォーチュン・グローバル500」に入っている全業種の企業数は、中国が136社でもっとも多く、続いてアメリカの124社、日本47社、ドイツ28社、フランス25社、イギリス18社、韓国16社の順でした。