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平昌冬季オリンピック ソリ競技を分散開催か

Write: 2014-12-09 14:59:35

IOC=国際オリンピック委員会は8日、モナコで臨時総会を開き、オリンピックの一部競技を国内のほかの都市やほかの国で開催することを認める改革案を全会一致で承認しました。
これを受けてIOCの調整委員長は、AP通信とのインタビューで、「来週中にボブスレーなどそり競技を分散開催するためのほかの国の競技場12か所を平昌冬季オリンピックの組織委員会に提案する予定だ。IOCの提案を受け入れるかどうかの決定権は平昌冬季オリンピックの組織委員会にあり、決定の期限は来年3月までだ」と明らかにしました。
IOCの調整委員長は、12か所の具体的な地名については触れませんでしたが、外信は、リストに日本の長野、アメリカのソルトレイクシティ、カナダのカルガリー、ウィスラーなどが含まれていると伝えています。
しかし大会会場となる平昌アルペンシアリゾートではことし3月から、スライディングセンターの建設が進められていて、この競技場には合わせて1228億ウォンの予算が投じられ、2016年10月に完成する予定です。
こうしたなかIOCがそり競技の分散開催を提案したのは、これまで、オリンピックが終わってからも活用されているスライディングセンターが数少ないためとみられます。
IOCの調整委員長は、「ほかの国のスライディングセンターを利用することになれば、建設費のほとんどと、年間300万ドルから500万ドルの管理費を節約できる」と強調しています。

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