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韓米首脳会談 韓国時間の22日午前3時からの開催決まる

Write: 2021-05-18 14:13:02

Thumbnail : YONHAP News

アメリカのバイデン政権発足後、初めてとなる韓米首脳会談が韓国時間の今月22日未明に開かれることになりました。 
大統領府青瓦台の鄭萬昊(チョン・マンホ)国民疎通首席秘書官が18日、定例の会見で発表したところによりますと、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、アメリカのバイデン大統領の招きで、19日から22日まで、アメリカ・ワシントンを訪れるということです。
バイデン大統領との首脳会談は韓国時間の22日午前3時に、開かれ、続いて参謀らも同席する拡大会談のあと、共同記者会見を行うということです。
また文大統領は、ワシントンの韓国戦争記念公園内に建てられる、韓国戦争戦没者らを悼む「追悼の壁」の着工式に出席するほか、現地に進出した韓国企業を訪問する予定です。
文大統領は、今回のアメリカ訪問の目標の一つとして、新型コロナウイルスワクチンでの協力の強化を掲げています。
具体的な方策としては、アメリカで余るワクチンを借りきて、後から返す「ワクチンスワップ」が挙げられています。
さらには、ワクチンの受託生産を通じて、韓国をワクチンの生産拠点にすることで、ワクチンの不安定な受給の問題を解消したい考えです。
ここで鍵となるのは、アメリカがワクチンと引き換えに、韓国側に何を求めるかです。
中国との覇権争いを繰り広げているアメリカとしては、韓国に対して、半導体のサプライチェーンへの参加や、アメリカ、日本、オーストラリア、インドの4か国が参加する「Quad(クアッド)」の作業部会への参加などを通じて、対中国けん制に加わることを求める可能性があります。バイデン政権は、韓国の大企業のアメリカへの直接投資を求めてくることも考えられます。
青瓦台は、韓半島の非核化に向けた取り組みには変わりがないことを改めて示し、対北韓政策をめぐって韓米両国間で緊密な協議が進められていると話しています。

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