中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は1日までに新たに305人が確認され、累計で7万8508人になりました。 
1日の新たな感染者数は、2日連続の300人台で、第3波が広がり始めた去年11月23日以来、この70日間でもっとも少なくなりました。
第3波が流行して以降、1日の新たな感染者は、1240人とピークだった去年12月25日以降は、緩やかな減少傾向にありましたが、先月下旬、宗教団体「IM宣教会」でのクラスター＝集団感染の発生で、再び増加に転じていました。
新たな感染者305人のうち、国内での感染は285人で、残りの20人は海外からの入国者でした。
地域別には。ソウル104人、京畿道（キョンギド）89人、仁川（インチョン）11人と、首都圏だけで204人に上りました。
おもな感染事例を見ますと、「IM宣教会」でのクラスター関連の感染者が31日の時点で、379人まで増えました。
死者は5人増えて合わせて1425人になり、韓国の致死率は1.82%になりました。
政府は、クラスターだけでなく、家族や知人の集まり、職場、スポーツ施設などでも感染が相次いでいるため、感染防止対策「社会的距離の確保」のレベルと5人以上の私的な集まりを禁止する措置を14日まで2週間、延長する方針を決めました。