首都圏を中心に全国で新型コロナウイルスの感染が広がっている中、26日の感染者は、前の日より320人増えて、累計で1万8265人になりました。
国内での1日の感染者数は、首都圏の教会を中心に発生した集団感染が発覚した今月14日以降、12日連続で3桁を記録しましたが、今月23日に397人を記録してから、多少減少に転じました。
新たな感染者は、今月21日から3日連続で300人台となり、その後24・25日の2日間は200人台になりましたが、26日には再び300人台に増加しました。
新たな感染者320人のうち、国内での感染は307人、海外からの入国者は13人でした。
地域別には、ソウルで110人、京畿道(キョンギド)で92人、仁川(インチョン)で27人など、首都圏で229人の感染が確認されました。
また、ソウルのサラン第一教会で集団感染が初めて確認されてから2週間あまりが過ぎますが、25日にも新たに40人の感染が確認され、累計で915人になりました。
また、今月15日に光化門(クァンファムン)前で開かれた反政府集会に関連した集団感染では集会参加者と警備の警察官など193人の感染が確認されています。集会に関連した感染者は、首都圏だけでなく慶尚北道(キョンサンプクト)で13人、忠清北道(チュンチョンプクト)で10人、光州(クァンジュ)で9人など、全国で確認されているため、今後も地域社会での感染が続く可能性があるとの見方が出ています。