韓国政府は、海外からの渡航者に対し、14日間の自宅待機を義務付けて以来、海外からの渡航者による2次感染が確認されていないと明らかにしました。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長は、22日の定例記者会見で、「海外からの渡航者に対する入国措置を強化して以来、海外からの渡航者による2次感染が発生していない。自宅待機措置の強化は、ウイルスの感染拡大防止において効果的であったとみられる」と話しました。
韓国政府は、現在、海外からの渡航者について、14日間、自宅で待機することを義務付けています。
ここ数日間の海外からの入国者は、1日で2000~3000人程度で、3月の1日7000~8000人に比べ大きく減少しています。
鄭本部長は「仁川空港の防疫手続きで、症状が確認された人の割合はあまり減っていないものの、症状のある人のうち、陽性と診断される割合は減少しており、入国者と感染者の数はいずれも減少しているといえる」と説明しました。