2014年に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故の6周忌を16日に迎え、首都圏の各地で追悼行事が行われました。
4.16セウォル号惨事家族協議会は16日午後3時、安山(アンサン)市で「記憶・責任・約束」をテーマにして、セウォル号沈没事故6周忌の追悼行事を開催しました。
今回の追悼行事は、新型コロナウイルスの感染防止のため、遺族らを中心とする形で行われ、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで生中継されました。
これに先立って、午前11時には、仁川(インチョン)の一般人被害者追悼館の駐車場で、追悼行事が開かれました。
修学旅行の高校生たちに犠牲者を出した檀園(タンウォン)高校が属する京畿道(キョンギド)教育庁は午前10時に1分間、犠牲となった生徒や教師らを追悼するサイレンを鳴らしたほか、京畿道地域一帯では午後4時16分から1分間、サイレンが鳴らされました
韓国南西部の全羅南道(チョンラナムド)・珍島(チンド)沖で2014年に起きた旅客船「セウォル号」沈没事故では、修学旅行中の高校生など死者・行方不明者304人が犠牲となりました。