第71回国軍の日を記念する式典が1日、大邱(テグ)の空軍基地で行われ、ことし空軍に導入された最新鋭ステルス戦闘機「F35A」が初めて一般公開されました。
公開された「F35A」は合わせて4機で、このうち3機は空軍基地の上空で行われた展示飛行に参加し、もう1機は記念式会場に展示されました。
「F35A」は、レーダーに探知されにくいステルス機能を持つ戦闘機で、敵地の核やミサイル施設などの主な標的に致命的な打撃を加えることができる能力を備えています。3月末に2機が韓国に到着し、これまでに合わせて8機が引き渡され、2021年までに合わせて40機が実戦配備される予定です。
「F35A」のほかにも、空中給油機、早期警戒管制機などが上空を飛行したほか、地上ではパトリオットミサイルや弾道ミサイルの「玄武」などが展示されました。
記念式で 祝辞を述べた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は 「どの国からも見下されないような強固な安全保障体制を整える。これは、平和と繁栄の礎になるだろう。共に繁栄する100年を、韓国軍と共に築いていく」と強調しました。