22日から23日にかけて韓半島を通過した台風17号によって、これまで30人がけがを負ったことがわかりました。
中央災害安全対策本部の集計によりますと、23日午前11時の時点で、交通整理をしていた警察官や救助活動に当たっていた消防隊員を含めて合わせて30人が台風17号によって重軽傷を負ったということです。
また済州島や釜山、蔚山(ウルサン)などで住宅2万7000戸あまりが停電しましたが、23日朝までには、ほとんどで復旧したということです。
空の便は、22日夜には全国11の空港で250便あまりが欠航となりましたが、台風17号が韓半島東の海、東海に抜けた23日午前には、すべて正常化しました。
旅客船は、22日夜に130隻の運航が休止となりましたが、23日午前6時の時点で、43隻を除く旅客船で運航が再開されました。