政府は29日、513兆5000億ウォン規模の来年度予算案をまとめ、来月3日に国会に提出すると発表しました。
国内外で景気リスクが高まるなか、来年度予算案は513兆5000億ウォン規模で、今年度予算に比べて9.3%増え、これまでで最も多くなっています。
分野別では、日本による輸出規制などに対応するための研究開発予算が24兆1000億ウォンとなっています。これは、今年度予算に比べて17.3%増額されたもので、ここ10年間で最大の増額率となっています。
最も多くの予算が割り当てられたのは、所得分配の改善・社会のセーフティ-ネットの拡充・雇用拡大で、あわせて181兆6000億ウォンと、今年度より12.8%増えています。
国防分野の予算は、50兆2000億ウォンで、初めて50兆ウォンを超えました。
企画財政部は来月3日に予算法案を国会に送り、国会は12月上旬までに採決を行います。