ことし上半期の全国のマンション価格は6年ぶりに下落しました。
韓国鑑定院が2日にまとめたところによりますと、ことし1月から6月まで、全国のマンション価格は1.85%下落しました。
上半期のマンション価格が下がったのは、2013年以来6年ぶりです。
下落が最も目立ったのは、韓国南東部、慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムヘ)市で、6.58%下がりました。
地域経済の景気が落ち込んでいるうえ、新築マンションの供給が多かったことが背景にあるとみられています。
同じ期間、ソウルのマンション価格は1.79%下落しました。ただ、去年上半期に4.38%、下半期には3.51%上がっていることを考えると、依然として、高い水準で推移していることになります。
ことし下半期のソウルのマンション価格について、住宅産業研究院と建設産業研究院は、横ばいで推移するとの見通しを示しています。