全国の1人暮らしの世帯数は562万に上り、全人口の10.9%を占めていることがわかりました。
民間シンクタンクの「KB金融経営研究所」によりますと、2017年現在、全国の1人暮らしの世帯は562万世帯で、過去の推定値の556万世帯を上回りました。
全国の人口の10.9%を占める数値です。
人口に占める1人暮らしの世帯の割合は毎年増加しており、2045年には16.3%に上るものとみられています。
また、KB金融経営研究所が大都市に住む25歳から59歳までの1人暮らしの人2000人を対象に調査したところ、「これからも1人暮らしを続けていく予定だ」と答えた人は全体の52.7%に上りました。
これについて専門家は、少子高齢化が進むなか、結婚しない人や離婚する夫婦などが増加しているため、1人暮らしの世帯が占める割合は増加し続けるものとみられると説明しています。