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遊覧船沈没事故 行方不明者の捜索に進展なし

Write: 2019-06-03 14:51:34

Thumbnail : YONHAP News

ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川で韓国人観光客33人が乗った遊覧船が沈没した事故から6日目となる3日、現地では引き続き捜索作業が続いていますが、行方不明者の発見にはつながっていません。
ブダペストのドナウ川では現地時間の29日夜、韓国人観光客33人とハンガリー人2人が乗った遊覧船が大型クルーズ船と追突して沈没し、韓国人7人が救助され、7人は死亡、ハンガリー人2人を含む21人がいまだに行方がわからないままです。
現地に派遣された韓国の緊急対応チームは、3日から潜水士を投入して水中での捜索作業を始めたいとしていましたが、 韓国とハンガリー政府が協議した結果、水中での捜索作業が可能かどうかを確認するため、準備が整い次第、両国の潜水士を試験的に潜らせることにしました。
ハンガリー当局は、現場の天候や早い水流などのため、水中での捜索が難しい場合、早ければ6日にも船体の引き上げ作業を始める方針です。
一方、現地の警察は1日、事故を起こした大型クルーズ船の船長の身柄を拘束しました。
ハンガリーの「クルーズ・アライアンス」が公開した事故の瞬間を捉えた映像には、大型クルーズ船が追突事故を起こしたあと、一旦ひき返し、20秒ほど停止したあと、再び前進し、運航を続ける様子が映っています。
またクルーズ船の乗組員数人が慌てて船の中を走っていく姿も写っています。
クルーズ船の船長や乗組員が、事故に気づいていながらも 、積極的に救助しなかったため、犠牲者が増えたことを裏付ける決定的な証拠だとして注目が集まっています。

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