帰国時や入国時に、到着エリアで免税品の買い物ができる「到着時免税店」が今月31日、初めて仁川空港にオープンしますが、購入額の限度は600ドルに決まりました。
帰国時免税店での購入額が600ドルを超える場合は、利用者が税金を支払ってでも購入したいとしても、販売自体が不可能となります。
免税品の限度額は、国内と海外の免税店で合わせて600ドルまでとこれまでと同じですが、限度を超えた場合、帰国時免税店で購入する商品によって課税方法が変わります。
これまでは税率の高い品目を先に控除し、残りの金額に対して課税しましたが、これからは、帰国時免税店で韓国製品を購入すれば、これを先に控除することになります。
例えば、税率の高い衣類を海外で600ドルほど購入し、帰国時免税店で税率の低い韓国製の化粧品を600ドル購入した場合、化粧品が先に控除され、そのあと洋服が課税されるため、関税がこれまでより15%ほど多くなります。
限度額とは別に購入できる酒類や香水も、同じ原則が適用されます。