アメリカの時事週刊誌タイム誌が毎年発表している、世界で最も影響力のある100人に、韓国からは男性アイドルグループのBTS=防弾少年団とIPCC=気候変動に関する政府間パネルの李会晟(イ・フェソン)議長が選ばれました。
タイム誌は現地時間の17日に「世界で最も影響力のある100人(TIME 100 Most Influential People 2019)」の記事を掲載し、BTS、ローマ法王、アメリカのトランプ大統領、前ファーストレディーのミッシェル・オバマ氏など100人のリストを発表しました。
指導者やアーティストなど、5つの部門のうち、BTSはアーティスト部門の17人に含まれました。
12日に全世界に発表されたBTSの新曲は、動画共有サイトの「ユーチューブ」で再生回数が1億5千回を突破していて、アメリカのビルボード・メインアルバムチャート「ビルボード200」で3回目となる1位を獲得しました。
一方、国際機関のIPCCを率いる李会晟議長は、指導者部門の1人に選ばれました。
李議長は、気候変動に関する「評価報告書」の発行を主な任務とするIPCCで、2015年から議長として務めています。
また、今年、ゴールデングローブ賞の授賞式で、アジア人として初めて司会を務めただけでなく、テレビドラマ部門で初の主演女優賞を獲得した、韓国系カナダ人の女優サンドラ・オーもパイオニア部門の1人に選ばれました。