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錦湖産業 アシアナ航空の売却決定

Write: 2019-04-15 14:50:37

Thumbnail : YONHAP News

アシアナ航空を傘下に収める「錦湖(クムホ)アシアナグループ」の持ち株会社・錦湖(クムホ)産業は、経営立て直したためアシアナ航空の売却を決めました。
錦湖産業はアシアナ航空株の33.47%を持つ大株主で、15日午前に開いた取締役会で、アシアナ航空の売却を盛り込んだ「経営建て直し案」を議決したと明らかにしました。
これに先立ち、錦湖産業は9日、政府系の韓国産業銀行などの債権団 に対して5000億ウォンの資金支援を要請しましたが、債権団は、朴三求(パク・サムグ)前会長一家の私財の出資や有償増資など実質的な方策が盛り込まれていないとして拒否しています。
錦湖産業がアシアナ航空の売却を決めたのは、朴前会長一家の私財が事実上、ないとされるほか、アシアナ航空が自力で資金を調達することは難しいと判断したためです。
錦湖産業は今週中にも、債権団とアシアナ航空の経営正常化に向けたMOU=了解覚書を結び、債権団に要請していた5000億ウォンの支援を受ける見通しです。
アシアナ航空は、この資金支援によって、流動性リスクを回避することができそうです。
売却先としてはSKグループや韓火(ハンファ)グループ、愛敬(エギョン)グループなどが取りざたされています。
財界25位の「錦湖(クムホ)アシアナグループ」は、グループの売上の60%を占めるアシアナ航空を売却することで、中堅グループに大きく後退することが予想されます。

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