韓国では、3日の午後11時から、世界で初めてとなる5G=第5世代移動通信システムの一般向けサービスが始まりました。
韓国は、去年12月1日に企業向けの5Gサービスの商用化に世界で初めて成功しましたが、一般向けの5Gサービスの開始でも「世界初」のタイトルを手にしました。
通信キャリア3社は、それぞれの第1号加入者を対象に5Gサービスを開始し、一般向けの5Gサービスでは世界初だと明らかにしました。
韓国での5Gサービスの開通は当初は5日に行われる予定でしたが、11日に開通予定とされていたアメリカの通信キャリア、ベライゾンが4日にサービスを始める可能性があることがわかり、韓国でのサービスの開始を3日夜に前倒ししたということです。
「高速・大容量・低遅延」を特徴とする5Gは、現在、利用されている4G=第4世代移動通信システムの20倍の速さでデータを転送することができます。