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韓中首相が3年ぶりに会談 「大気汚染問題で協力強化」

Write: 2019-03-28 10:29:13

Thumbnail : YONHAP News

中国を訪問している李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は27日、中国の李克強首相と会談し、大気汚染問題などで協力を強化することで合意しました。
李国務総理は、中国の民間組織が主催する国際会議「ボアオ・フォーラム」に参加するため訪れた中国の海南島で、李克強首相と会談し、PM2.5などによる大気汚染問題の解決や経済協力など両国間の懸案と北韓の非核化問題について意見を交わしました。韓国と中国の首相会談が開かれたのは2016年以来、3年ぶりとなります。
両首相は、大気汚染問題の解決が急がれるという見方で一致し、交流や協力を強化することで合意しました。最近、中国から流入するPM2.5の問題のめぐって論争が起き、外交摩擦に発展しかねない状況にあることから、ハイレベルの対話を通じて外交的な解決を図ったものとの分析が出ています。
李国務総理は、環境問題に対する中国の努力を評価したうえで「PM2.5の発生原因に関する共同研究など、協力を強化しよう」と提案し、これを受けて李克強首相は「環境プラットフォームを活用した協力とコミュニケーションを強化していこう」と答えました。
また、この日の会談では、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備などの影響で、2016年以来、疎遠になっていた両国関係を正常化するための方策も議論されということです。

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