2年前に大西洋で遭難した韓国の大型鉱石運搬船「ステラデイジー」の航海データ記録装置が回収されました。
ステラデイジーはマーシャル諸島船籍で、ブラジルから鉄鉱石26万トンを積んで出航し、2017年3月31日に浸水したという遭難信号を発信したのを最後に、南大西洋で消息を絶ちました。
ウルグアイ海軍が捜索を続けましたが、フィリピン人16人と韓国人8人の合わせて24人の乗組員のうち、フィリピン人2人は救助されたものの、残る22人は見つかりませんでした。
韓国外交部の関係者によると、遭難海域の深海でステラデイジーの捜索にあたっているオーシャンインフィニティ社所属の船舶が17日にステラデイジーの航海データ記録装置を回収したということです。
航海データ記録装置が回収されたことで、事故原因の解明が進むものと期待されます。
外交部の関係者によると、航海データ記録装置は船橋の一部から回収されたということで、今後、船体全体の捜索を進めるということです。