チャイルドシートが設置された女性専用タクシーの予約サービスや、運転手が乗客を選んで乗せることが不可能なタクシー自動配車サービスが今月中にもソウルで実施される見通しです。
ソウル市が7日、発表したところによりますと、女性専用タクシーの予約サービス「ウェイゴ・レディー」とタクシー自動配車サービス「ウェイゴ・ブルー」を提供する予定のタクシー会社「タゴ・ソリューションズ」に対して、今月1日付けでタクシー運送加盟事業の免許を発行したということです。
「ウェイゴ・レディー」は、運転手と乗客がすべて女性となりますが、小学生までは、男子児童も乗ることができ、国内で初めてチャイルドシートを提供します。
「ウェイゴ・ブルー」は、乗客の呼び出しによって最寄のタクシーが自動で配車される方式で、運転手は利用者を乗せるまで目的地がわからず、配車を拒否することもできません。
ソウル市は、「運転手が乗客を選んで乗せること自体が不可能になる初めてのサービスだ。このほかにも、ペットと一緒に利用できるタクシー、利用客の要求に応じてサービスを提供するオンデマンド型タクシー、貨物運送やお使いサービス向けのタクシー、高齢者福祉タクシーなど多様なサービスを段階的に実施する方針だ」と明らかにしました。
「ウェイゴ・レディー」と「ウェイゴ・ブルー」は、今月中にも3か月間の試験サービスを始める見通しで、料金は、運賃のほかに付加サービス料金として最大で3000ウォンが上乗せされます。