記録的な猛暑が続いているなか、韓国では、亜熱帯作物の作付面積が増えていることがわかりました。
農村振興庁によりますと、亜熱帯作物の作付面積は、2015年に362ヘクタールだったものが、去年、428ヘクタールに増えたということです。
最近では、済州島の南部だけでなく、中部地方の内陸部でも亜熱帯作物が栽培されているということです。
このまま推移すれば、2020年には、1000ヘクタールに増え、2080年には、全体の作付け面積の60%以上を占めるとみられ、韓半島の3分の2が亜熱帯圏に含まれることになります。
韓国で栽培されている亜熱帯作物は、果物は、マンゴ、パッションフルーツなど10種類あまり、野菜は、オクラ、ゴーヤなど20種類あまりがあります。
韓国で生産される亜熱帯作物は、外国産より鮮度が高く、十分に熟したあと収穫するため、味がよく、品質が高いとされます。