文在寅大統領は、米朝首脳会談について、新たな時代を求める世界の人々の念願が実現するよう、両首脳による大胆な決断を期待すると述べました。
文在寅大統領は11日の首席秘書官会議で、米朝首脳会談が成功することを期待するとしたうえで、トランプ大統領と金正恩国務委員長の果敢な決断で会談が実現することになったと指摘しました。
そのうえで、トランプ大統領は核問題解決と韓半島の平和定着への強い意思を実行に移し、金正恩国務委員長は核実験場を廃棄するなどの措置を取ることで非核化への意思をアピールしたと評価しました。
また、核問題解決と韓半島の平和定着のためには両首脳の果敢な決断が必要だが、核問題や根強い敵対関係の解消は1回の会談で解決できるものではないとして、その過程が終わるまで、南北米だけでなく周辺国の持続的な協力が必要だと強調しました。