兵役期間を3か月短縮する方針が今月中に決まる見通しです。
国防部が3日に明らかにしたところによりますと、現政権の任期内に兵役期間を3か月短縮することについて、今月中に方針が決まるということです。
短縮が決まれば、陸軍の兵役期間は、現在の21か月から18か月になります。海軍や空軍も3か月ずつ短縮され、海軍は20か月、空軍は21か月になります。
国防部は、2020年11月に入隊して、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の任期が終わる2022年5月に除隊する予定の兵士から適用するのか、文大統領の任期が終わる2022年5月に入隊する予定の兵士から適用するのかなど、短縮の時期や方法について現在、協議中だということです。
兵役期間の短縮は、文大統領が大統領選で公約として掲げていたもので、現政権が推進している国防改革案「国防改革2.0」の柱となっています。
国防部は、今月中に兵役期間の短縮を盛り込んだ「国防改革2.0」の決定案をまとめ、文大統領に報告するとしています。