ことし1月から3月までの第1四半期のGDP＝国内総生産の増加率は1.1％となりました。
韓国銀行が26日発表したところによりますと、第1四半期の実質GDPは前の四半期に比べて1.1％増えました。
去年10月から12月までの第4四半期に2008年の金融危機以来9年ぶりにマイナス成長となったあと、プラス成長に転じたものです。
前の年の同じ期間に比べると2.8％増えています。
輸出と設備投資が成長をけん引しており、現在のペースが続けば、韓国銀行が提示した成長率見通し年3.0％も実現できるとみられています。
韓国銀行は、27日に開かれる南北首脳会談で南北関係が改善し、南北の経済協力事業が再開されれば、地政学的なリスクが減って消費者心理が大幅に改善するほか、軽工業を中心に生産の増加が見込まれ、経済成長に前向きな影響を与えるとの見方を示しました。