セウォル号沈没事故から16日でちょうど4年となりました。
ことしは初めて政府レベルの追悼行事が安山市の政府合同焼香所で行われ、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理をはじめとする政府関係者、市民数千人が出席し、犠牲者を追悼しました。
政府合同焼香所はこの4年間、72万人余りが訪れて焼香しましたが、この日を以って閉鎖されます。
焼香所に代わって追悼公園が造成される予定です。
また、仁川市でも追悼行事が行われ、行政安全部の金富謙(キム・ブギョム)長官をはじめ、市民らが出席し、セウォル号が陸揚げされた全羅南道の木浦新港でも追悼行事が行われるなど、各地で追悼行事が行われました。
文在寅大統領はフェースブックで、横たわっているセウォル号を直立した状態にし、船内に残っているかもしれない行方不明者の捜索を継続していきたいとの考えを示しました。
セウォル号沈没事故で304人が犠牲になりましたが、5人の遺体はまだ発見されていません。