韓米自由貿易協定が発効してからアメリカからの果物類の輸入が年々増えていることが分かりました。
韓国農村経済研究所の報告書によりますと、アメリカ産果物類の輸入額は昨年6億3100万ドルで前の年より13.5%増えました。
韓米自由貿易協定発効以前の2007~2011年までの年平均輸入額2億6300万ドルに比べると140%以上増加しています。
一方で韓国産果物類のアメリカへの輸出は昨年8700万ドルにとどまり、果物類の貿易収支赤字は5億4400万ドルに上りました。
自由貿易協定発効以前のほぼ倍に当たります。
にもかかわらず、USTR=アメリカ通商代表部は先月末の報告書で、アメリカ産果物類の韓国市場への接近が十分でないとして問題を提起しました。
アメリカは今後、りんごや梨など、果物類の追加市場開放を求めてくるものとみられます。