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米FRB、3か月利上げ 韓米金利が逆転

Write: 2018-03-22 14:25:32

アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が3か月ぶりに、利上げに踏み切ることを決めました。
これで、韓国とアメリカの金利が逆転しました。
FRBは現地時間の21日、連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議を開き、政策金利を3か月ぶりに0.25ポイント引き上げ、年1.50%から1.75%とすることを決めました。
去年12月以来3か月ぶりで、2015年12月にゼロ金利政策から脱却して以降、6回目の利上げです。
FRBは、年内の利上げ回数は従来と同じ「3回」と見込んでいますが、来年の利上げ回数は「2回」から「3回」に増やし、アメリカ経済の拡大が続いていることを示唆しました。
一方、今回の利上げで、アメリカの政策金利の上限が韓国の政策金利を上回り、逆転しました。
韓米の政策金利が逆転したのは、2007年8月以来です。
これを受けて韓国銀行は22日、金融経済状況点検会議を開きました。
韓国銀行は、市場の予想通りの動きで、アメリカの利上げが国内の金融、為替市場に及ぼす影響は大きくないとする見方を示しました。
ただ、アメリカの利上げのスピードが速くなり、韓米間の金利差が拡大する場合、中長期的には国内資金の流出につながることが懸念されます。
韓国銀行の関係者は、「韓国銀行は実体経済の環境、金融市場の動向、外国人投資家による投資資金の流れなどを見守りながら、必要に応じて市場安定化対策をタイムリーに実施する方針だ」としています。

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