メニューへ 本文へ
Go Top

PM2.5の環境基準を強化へ

Write: 2018-03-20 14:56:08

PM2.5=微小粒子状物質の環境基準が、アメリカや日本など先進主要国並みに強化されることになりました。
環境部が20日に明らかにしたところによりますと、27日から、直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質について、人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として定めている環境基準を強化するということです。
これまでの環境基準は、「1年平均値が1立方メートルあたり25マイクログラム以下であり、かつ、1日平均値が1立方メートルあたり50マイクログラム以下であること」となっていますが、これを、「1年平均値が1立方メートルあたり15マイクログラム以下、かつ、1日平均値が1立方メートルあたり35マイクログラム以下であること」に見直すということです。
新しい環境基準は、アメリカや日本など先進主要国と同じものです。
新しい環境基準に合わせてPM2.5の予報の基準も強化されます。
新しい基準を適用して去年1年間の大気の状態を評価すると、大気の状態が「悪い」になる日数は、これまでの基準を適用したときに比べて45日増え、「非常に悪い」になる日は、2日増えます。
環境部の関係者は、「今回の環境基準の強化によりPM2.5に対する警戒心が高まるだろう。政府は2020年までにPM2.5の国内排出量を30%削減することを目指す総合対策を着実に推進していく」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >