性犯罪を女性が告発する「Me too」運動が韓国内でも広がりをみせる中、権力を利用した性的暴行に対する法定刑を、現行の懲役5年から懲役10年に強化する案がまとまりました。
韓国政府は 国際女性デーの8日、職務上の地位などを利用した性的暴行やセクハラ行為の加害者に対する刑事処罰を大幅に強化する「パワハラ・セクハラ根絶対策」を発表し、刑法など法律の改正作業に着手する方針を発表しました。
それによりますと、 職務上の地位などを利用した▼性的暴行については、現行の懲役5年罰金1500万ウォンを、懲役10年罰金5000万ウォン以下に、▼セクハラ行為については、懲役2年罰金500万ウォンから、懲役5年罰金3000万ウォン以下に強化するというものです。