メニューへ 本文へ
Go Top

産業通商資源部長官 「GM、不透明な経営問題の解決を」

Write: 2018-02-20 13:41:08

アメリカのゼネラル・モーターズ傘下の韓国GMが先週、韓国南西部の群山(グンサン)工場を閉鎖する方針を発表し、韓国政府に対して金融支援を求めていることについて、白雲揆(ペク・ウンギュ)産業通商資源部長官は20日、記者らに対し、支援の前提条件を明らかにしました。
白長官は、まず、GMはこれまで不透明と指摘されてきた経営上の問題を解消しなければならず、経営改善と投資に向けた意志を示さなければならないと強調しました。
また、外資系企業に対する支援はWTO=国際貿易機関のルールにもとづいて行われる必要があり、支援することになった場合、国際貿易規範に違反しない範囲内でのみ可能との考えを示しました。
さらに、GMへの支援は、韓米FTA=自由貿易協定見直し交渉の議題にはなり得ないとしながらも、自動車産業全般に関係する条項をめぐる交渉に影響を与えることはあり得ると述べました。
一方、韓国GMの労働組合は、20日午前、記者会見し、会社側に対して、群山工場の閉鎖を含むリストラ計画を撤回し、経営実態に関する調査に労働組合も参加できるように保証するよう求めました。
ところで、各党に設置された韓国GM対策作業部会に属する与野党の議員らは、韓国を訪れているGMのエングル海外事業部門社長と会って会社側の説明を聞き、対策を話し合っています。
エングル社長は13日、群山工場の閉鎖を発表し、「今月末までには意味のある進展を成し遂げなければならない」と述べています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >