EU=ヨーロッパ連合が、課税逃れの対策に非協力的だとする国や地域の「ブラックリスト」から韓国を除外しました。
EUは現地時間の23日、ブリュッセルで財務相理事会を開き、韓国を含むパナマ、アラブ首長国連邦(UAE)、モンゴルなど8か国・地域をブラックリストから除外することを決めました。
EUは去年12月5日、課税逃れの対策に非協力的だとする17の国と地域のブラックリストを公表していて、韓国は、外国人投資企業に対する税制優遇制度が韓国民と外国人を差別し、租税の透明性や公平性を損ねているとして、これに含まれていました。
韓国政府はそれ以降、EU側と数回にわたって接触し、韓国政府の立場を説明するほか、一部の問題点については見直すとして、ブラックリストから韓国を除外するよう求めてきました。
企画財政部は報道資料で、関係部処と協議し、外国人投資企業に対する税制優遇制度を国際基準に合わせて見直す方針だと明らかにしています。