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文在寅大統領 13日に北京入り

Write: 2017-12-13 10:29:40

中国の習近平国家主席の招きで中国に向っていた文在寅(ムン・ジェイン)大統領が13日正午すぎ、北京に到着します。
文大統領が中国を訪れるのは就任後初めてで、13日から3泊4日間の日程で北京と重慶を国賓として訪問します。
13日は、最初の日程として北京現地の韓国人同胞らとの懇談会に出席した後、韓国と中国の企業関係者が参加する「韓中ビジネスフォーラム」で演説を行います。
今回の訪中では、過去最大規模のおよそ260の企業からなる経済界訪中団が同行し、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」配備に対する中国の報復措置で悪化していた経済関係が正常化するきっかけになると期待されています。
2日目の14日には、午前中に韓中経済貿易パートナーシップの開幕式に出席した後、午後には習近平国家主席と首脳会談を行います。
両首脳の会談は7月にドイツ、11月にベトナムで行った会談に続き3回目で、サードや北韓問題など両国の懸案について意見が交わされるとみられます。
会談後は、サード問題をめぐる両国の立場の違いで共同声明は採択されず、別々の報道文が発表される見通しです。
3日目の15日には、中国最高の国立大学、北京大学で両国関係が未来志向な関係に発展する方策について演説を行う予定です。
韓国の大統領が北京大学で演説するのは、2008年5月の李明博(イ・ミョンバク)大統領以来9年ぶりです。
その後は、中国共産党序列3位の張徳江全国人民代表大会常務委員長、序列2位で中国経済を事実上統括する李克強首相と会談し、日本の植民地時代に臨時政府があった重慶市に移動します。
4日目の16日には、重慶市にある大韓民国臨時政府庁舎を訪れたあと、中国の次世代指導者として注目されている重慶市党書記と会談する予定です。
文大統領は16日午後、訪中日程を終えて帰国の途に就きます。

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