15日の浦項地震で液状化現象が発生したことを政府が公式に確認しました。
行政安全部の活性断層調査団が調査したところ、震源から南東1.5キロの農地などで、液状化現象が発生していることを確認しました。
調査によると、震源から半径3キロの地域で、肉眼で確認できる液状化現象が200か所以上で確認されたということです。
調査団は、宅地や道路など、肉眼で確認できないところでも液状化現象が発生している可能性もあるとして、今後、地下の砂地盤の断層について精密調査を進めるとしています。
液状化現象は、地震の際に地下水位の高い砂地盤が振動によって液体状になる現象で、昨年4月の熊本地震でも複数の地域で確認されています。