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文大統領、来年度予算案を説明 施政方針演説で

Write: 2017-11-01 14:15:08

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、国会で、政府主導の雇用創出と強い安全保障体制を構築することを軸とした来年度予算案に関する施政方針演説を行いました。
文大統領は、来年度の予算案を前の年に比べて7.1%増加した429兆ウォンに拡大したと説明しました。これは、文在寅政権が発足してから初めて編成された予算で、増加幅は2007年の世界金融危機以降最も大きくなっています。
具体的には、政府主導で積極的に雇用を創出するために雇用部門の予算を去年に比べて2兆ウオン増やした19兆2000億ウォンにして、公共部門の雇用を4万2000人増やすとしています。雇用創出は文大統領が就任前から掲げてきた最重要政策です。
文大統領は「公共部門の予算は韓国の若年層に最も必要な予算だ」と改めて強調、雇用創出を通じて若年層の失業問題を改善するとともに、経済活性化を図りたい考えを明らかにしました。
一方、国防分野の予算も去年に比べて6.9%増額した43兆ウォンにしました。
この増加幅は、2009年以降最も大きいもので、北韓の挑発に対応する防衛力を強化するための予算を10.5%に拡大するほか、強い軍隊が安全保障の基盤だとして、兵士の給料を大幅にアップさせるとしています。
文大統領の施政方針演説は、6月12日に続いて2回目です。 当時、文大統領は、政府主導でおよそ11万人の雇用を創出するための補正予算案についての施政方針演説を憲政史上初めて行いました。
国会は文大統領の施政方針演説のあと、2日から1か月間予算案の審議に入り、予算案の法定処理期限の来月2日の前に国会本会議で最終的に予算案を処理する見通しです。

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